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フジ・エクステリア

カルテット×エクステリア・リフォーム

今回ご紹介するリフォームの施工事例は、何度かエクステリアリノベーションされているお宅でした。

 

外構リフォーム

 

 

After

外構リフォーム

阪神間の閑静な住宅地にある角地のお家です。家自体もフルリフォームをされて今回 ガレージ、門廻り、アプローチのリフォーム工事をご依頼頂きました。

過去に何度か外構リフォームがされていて、機能性や家とのバランスを改善されたいとのことでした。

「機能性、デザイン性、当たり前を当たり前に、バランス」4点を重視したプランニングをしました。

 

 

電動ゲート

既存のガレージシャッターゲートはシャッターが2か所に分かれており、シャッターの横寸法もバラバラで駐車しにくい状態。前オーナー様がシャッターを継ぎ足したような感じになっていました。

このゲートを解体撤去して、三和シャッターサンゲートF型を設置しました。色はシンプルなブラックです。

大型車もラクラク2台駐車できる様にサイズは可能な限りの最大寸法にしました。

ステンレスパイプシャッター が開放的。ステンレスなので耐久性も◎

 

 

門扉

既存の門柱位置はそのままです。 おしゃれで豪華さのあるモダンな門柱にしたかったので、

ニッタイ工業のコンブリオカンタービレMIXを貼りました。凸凹感があり、重厚で高級感のある風合いがかっこ良すぎです。

 

 

表札の素材にはチタンを使い、表札灯は LIXIL LML7型 ブラックで 耐久性、デザインともシックでシンプルにまとまりました。

 

 

門柱

門柱の笠木には豪華に 黒石を使っています。

 

タイル貼り門柱の角は「ピシッと」縦ラインを出し、細部までこだわったタイル屋さん泣かせの貼り方です。

この部分は私的に妥協できない部分でしたので・・タイル屋さんありがとうございました。)

 

 

植栽

アプローチに レンガで花壇を造り、可愛く配置した植栽達。

レンガとレンガの間の目地も着色して柔らかいイメージで違和感なく仕上がりました。

 

 

門扉

こちらは施工前のエントランス。

階段の高さと出幅が水平、均一ではなくバランスがとれていなかったので、デザインバランスを考えて下のような形となりました。

 

 

After

門扉

こちらがエントランスの仕上がりです。左側に LIXILのアメリカンなポスト を単独で設置。塀の上のフェンスを一部切抜き加工して納めました。これで雨に濡れずに郵便物を取ることが可能になりました。◎

以前の門扉は両開きでしたが、片方は開かない状態でした。一般的なサイズよりも少し大きめのアルミ形材門扉、 LIXILのライシス9型 を設置。適度な透け感があり、敷地内なのであえて外開き仕様にして少し窮屈感のあった門廻りを一新。 ステンレスパイプシャッターの横ラインのデザインバランスと機能性を意識しました。

既存の塀、フェンスの色目が薄い色目なので
シャッタ-ゲートの ブラック  ⇒ 門柱タイルの グレイ ⇒ 門扉の ホワイト  ⇒ フェンスの ホワイト ・・・
カラートーン も濃い~薄いに変化させていき、違和感なくおさめました。

 

アプローチ

アプローチは既存のタイルを全面撤去し、下地を造り直しタイル張りに貼り変えました。どの角度からでも出入りしやすいように、 利便性にもこだわりました。

 

 

施工前 ガレージ

こちらは解体前のガレージ土間の写真です。人造大理石の平板をつないだような不自然な土間勾配がついています。剥いでみてわかった事ですが、この下には岩があったため、前回のリフォームでは岩をちゃんと撤去せずそのままで土間勾配をつけて簡易に工事していたようです。

 

 

After

ガレージ奥に土止めCP型枠ブロックを積みガレージの大きさ(幅、奥行きの各寸法)を調整。土間の下にあった岩も割ってきれいに取り除きました。

これで土間の勾配も従来通りの勾配がとれる様になりました。見えない部分ですがきっちりしないときっちりとは仕上がりません。 妥協できない部分は妥協してはいけません。(私の持論です)

 

 

カーポート

家側から見たガレージ。広い!!&雨が降っても玄関から濡れることなく車に乗り降りできます。

 

 

土間には黒ピンコロ石でラインを入れています。お車を止める時の ガイドライン と目地の役目です。シンプルイズBESTです。

 

広く開放的な空間がGood。 カーポート屋根LIXIL ネスカFワイド 熱線ポリカ屋根のMAXサイズです。

 

 

ガレージの入口部分には高級素材の御影石を敷き詰め高級感UP!

 

 

カーポート屋根電動シャッタ―ゲートをつなぐ部分にも一工夫。雨が間から入らないようにヒサシを設置しました。

 

 

排水口

排水関係も新たに会所を移動させて再設置。雨水排水をコントロールしています。

 

必要な電源などもカーポートの支柱に同系色で収めました。こちらの処置についてはいろいろなエピソードがありました。

 

 

古くなり、錆びついていた電気引き込みポールのBOXも交換。当時のモデルは廃版でした。が、パナソニックさんに頼んで新たに製作してもらいました。寸法的にもバッチリきまり ピカピカ になりました。これで計画であった

「機能性、デザイン性、当たり前を当たり前に、バランス」のカルテットエクステリアリノベーションは完成しました。

 

こちらのお宅を担当させていただ来ました弊社プランナーは

担当プランナー:松岡 博孝

プランナー松岡プランナーコメント

カルテットエクステリアリノベーションと作品名を付けさせて頂きました。 『カルテット』とは4重奏の意味です。

「機能性、デザイン性、当たり前を当たり前に、バランス」の4つが必要不可欠なエクステリアリノベーションでした。本文には書いておりませんが、まだまだ書ききれなかった部分も多かったです。

インターホン、門灯、引き込みポールのボックスの交換で電気屋さんに来てもらいました。『松岡さん、インターホンの線が切れてますよ』『な・なにぃ~??』そんなことはありません。インターホンの線は交換できない状態でしたので土間コンクリートをやる前に2回通電確認を私自身がしていました。もう土間コンクリートは終わっています。『どうしよう・・』電気屋さんと2時間現場で悩んだ挙句、その日の夜、お施主様に報告しに行きました。

『確認はしていたのですが・・外部配管収まりではダメでしょうか?』 今までの経緯から手抜き、ミス等はまずないでしょう。仕方ないですよ。と。お施主様にはご納得していただきました。ありがとうございました。

約20年の経験の私でも、又、現場で2回も確認していたのにこんな事になるんだ・・と自信がなくなりかけました。リフォームの怖さが良くわかりました。 『当たり前を当たり前に』が出来てない事も想定しなければいけないと改めて痛感しました。

又、私が現場にいない時、来られる度に職人さん達に差し入れを頂きまして、ありがとうございました。

このお家でゆっくりと過ごされる事を願っております。

K様、ありがとうございました。今後も末永きお付き合いの程、宜しくお願いいたします。

HIROTAKA MATSUOKA