日本の夏はもはや熱帯。
特に都市部はヒートアイランド現象で、
気温は危険レベルです。
日当たりの良い場所に植栽する時は
この暑さにも適応できる樹木を植え、
夏の庭を気楽に楽しみましょう!
しかし、暑さに強い樹木の多くは
寒さに弱いものが多く、その配慮も必要です。
例えば、夏は日が当たるが、
冬は日が当たらない場所は、
植栽を避けた方がよいでしょう。
今回はおすすめの樹木を3本ご紹介します。
■ シマトネリコ
形態:常緑高木
花期:6月~7月
暑さに強く、寒さも-3°Cまで越冬でき、
地植えで根付いてからは、日照り続きの時以外は水やり、肥料も不要。
病害虫にも強く手間がかからない好条件の為、
シンボルツリーとしても大人気の庭木です。
株立ちの樹形が美しく、繊細で爽やか
風にそよぐ姿もきれいです。
きれいなグリーンの薄く小さい葉が密生します。
■ サルスベリ
形態:落葉高木
花期:7~10月
花色:ピンク・赤・白・紫
暑さに強く、夏の花の代表的な庭木。
北海道などの寒冷地には不向きです。
うどんこ病にかかりやすいので、
水はけ・風通しの良い場所で育て、
湿気がこもらないように
剪定してすっきりした枝ぶりを維持しましょう。
ピンクの繊細なフリルがかわいい
樹の幹はツルツリスベスベで、触り心地も良いです。
サルスベリ・夏祭り
大きくなりにくい品種で、狭い場所におすすめです。
植栽・庭づくりをお考えの方は、
お気軽にご相談ください。