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甘くて美味しい 大人気の家庭果樹 ジューンベリー

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甘くて美味しい 大人気の家庭果樹 ジューンベリー

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美味しい実がなり、白い花が咲く、大人気の家庭果樹 ジューンベリー

もし庭に少しの木を植えるとしたら、もし植物を育てた経験が少ないとしたら、まずは【のなる木】をお薦めします。見るだけではなく、実を収穫して食べることが出来ると、世話をする目的が生まれ、関心や愛着が深まります。また、自分で育てたものを頂く喜びも得られ、そうすると自然と植物との付き合い方が上手になっていくかもしれません。

 

 

ジューンベリー

形態:落葉樹・低木~高木
原産国:北アメリカ

花期:4~5月

花色:白
実の収穫:6月

 

特徴

暑さ寒さにも害虫にも強く、ガーデニング初心者でも育てやすい丈夫な庭木 で、洋風、和風どちらの庭にも合います。春には白い花を咲かせ、夏には赤く甘い実がたわわに実り、秋は紅葉し、冬は落葉。四季折々の姿を見せてくれます。

株立ちのジューンベリー

 

ジューンベリーの育生環境

一年を通して日当たりと水捌けの良い場所が適しています。耐寒性・耐暑性は強いですが、乾燥にはやや弱いので、西日が強く当たる場所は避けましょう。
ジューンベリーは大きくなるので、基本的には地植えをお勧めします。また、実を収穫したい場合も、肥沃な土に地植えにして育てましょう。

ベランダなどで鉢植えで育てたい場合は、大きくならない矮性ジューンベリー種があります。代表的な品種は、『ジューンベリー・リージェントジューンベリー・ハニーウッドジューンベリー・ティッセン』などがあります。 

また、ジューンベリーは自家受粉の品種の為、1本だけ植えても実をつけることが出来ます。実をよりたくさん育てたい場合は、筆のようなもので花粉を撫でて振りまくと良いでしょう。

 

ジューンベリーの水やり

地植えの場合は、一度根付けば特に水やりの必要はありません。但し、真夏の猛暑日などには水切れの心配がありますので、早朝の暑くなる前に水やりをしましょう。鉢植えの場合は、表面の土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。

 

ジューンベリーの剪定

ジューンベリーは自然樹形で美しく育つため、特に剪定の必要はありませんが、すっきりと育てたい場合は、落葉期に内向枝や徒長枝などの不要な枝を落としましょう。

 

ジューンベリーの花

ジューンベリーは、桜と同じように3月下旬~4月上旬に一面に白い小花を咲かせます。そして花が散ったら若葉が芽吹き始め、実がなり始めます。

 

ジューンベリーの収穫

 

5月頃から実をつけ始め、6月頃に赤黒く色づくと収穫時期になります。赤い時はまだ酸味があり、黒色に熟すと糖度が高くなります。食べ方や好みによってタイミングを計り収穫しましょう。収穫した実は洗ってジップロックなどに入れ、冷凍保存も可能です。

 

ヨーグルトのトッピングに

 

チーズケーキやパンナコッタなどのスイーツにのせて

 

パンケーキやパウンドケーキに

 

ジャムやコンポート、フルーツソースに

 

 

ジューンベリーの栄養成分

ジューンベリーにはアントシアニンが豊富に含まれています。アントシアニンとはベリー系に多く含まれているポリフェノールの一種で、抗酸化作用が期待されます。体内の活性酸を抑制し、老化防止や免疫力回復、美容などにおいて注目されている成分です。その他、食物繊維やマンガン、カルシウム、ビタミンB6なども豊富に含まれています。自宅で無農薬で育てられたら更にうれしいですね。

 

ジューンベリーと鳥

ジューンベリーが食べ頃になると、様々な鳥が実を食べに来ます。小さい鳥が数羽ならおなか一杯になるまであげても大丈夫ですが、大き目の鳥だと2~3日で全部食べられてしまうこともあります。鳥が来始めたら出来るだけ収穫してしまうと良いのですが、まだ熟してない…という時は目の細かいネットを丁寧にかぶせ、実を守りましょう。

また、室内飼いの猫がいる場合は、窓から見える場所にジューンベリーがあると、木にとまる鳥を見ては大興奮するでしょう。猫も人間も、近くで鳥を見る機会になり、楽しみの一つになるかもしれませんね。

 

ジューンベリーの紅葉

 

秋になると紅葉が始まります。品種によって、均一に黄金色~赤色になるものや、グラデーションで赤みがかっていくものがあります。紅葉が終わると次々に落葉し、休眠期に入ります。

 

注意すべき病害虫

ジューンベリーは病気や害虫にかかりにくいということが人気の要因でもありますが、イガラという毛虫がつくことがあります。イガラはカキやミカン、ウメなどの果樹に生息することが多く、主に7月~9月に発生します。葉の裏に卵を産み、繭で成長して一気に孵化し、葉を食べて成長し、ひどい場合は枯れてしまうこともあります。夏季は葉の裏に繭や虫食いがないかチェックする習慣をつけるとよいでしょう。

 

イガラは殺虫剤で駆除

刺されると強い痛みや腫れが起こるので、注意して駆除する必要があります。まず、素手で触ることは絶対にやめてください。軍手などの厚手の手袋をはめ、長袖・マスク・ゴーグルを着用。風のない時を見計らって殺虫剤を噴射して駆除します。

ホームセンターなどで、噴射距離が長めの殺虫剤を購入してください。葉の裏についていることが多いので、葉全体にしっかり噴射してください。また、1日~1週間ほど殺虫効果が持続するタイプなどもありますので、状態によって選んでください。殺虫剤をかけるとイガラの死骸が落ちてきますので、割りばしで拾ってビニール袋に入れ再度殺虫剤をかけ、しっかり封をしてごみ箱に捨てて下さい。

もし万が一刺されてしまった場合は、針を毛抜きやセロハンテープを使って取り除いて洗い流し、市販のかゆみ止め薬を塗ってください。

 

樹高4メートルのジューンベリー

 

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