
阪神間の閑静な住宅地にある角地のお家です。過去にも何度か外構リフォーム工事をされており、今回は弊社にガレージ、門廻り、アプローチのご依頼を頂きました。機能性や家とのバランスを改善されたいとのことでした。
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既存のガレージシャッターゲートはシャッターが2か所に分かれており、シャッターの横寸法もバラバラで駐車しにくい状態。シャッターを継ぎ足したような状態でした。

ゲートを解体撤去して、三和シャッター・サンゲートF型を設置しました。大型車が楽に2台駐車できる様に、サイズは可能な限りの最大寸法に。ステンレスパイプシャッターが開放的で、ステンレスなので耐久性も良いです。




こちらがエントランスの仕上がりです。門扉は以前は両開きでしたが、片方は開かない状態でした。新しい門扉はLIXIL ライシス9型 。一般的なサイズよりも少し大きめのアルミ形材門扉で、適度な透け感があります。敷地内なのであえて外開き仕様にして少し窮屈感のあった門廻りを一新。 ポストはフェンスを一部切抜き加工して納めました。これで雨に濡れずに郵便物を取ることができます。


アプローチは既存のタイルを全面撤去し、下地を造り直しタイル張りに貼り変えました。どの角度からでも出入りしやすいように、 利便性にもこだわりました。

既存の門柱位置はそのままです。 おしゃれなモダンタイルの門柱は、ニッタイ コンブリオ・カンタービレMIXを張りました。凸凹感があり、重厚で高級感のある風合いが素敵です。表札はチタン素材でシックに。

タイル張り門柱の角は「ピシッと」縦ラインを出し、細部までこだわったタイル屋さん泣かせの張り方です(この部分は私的に妥協できない部分でしたので・・タイル屋さんありがとうございました。)

門柱の笠木には豪華に黒石を使っています。

解体前のガレージ土間。人造大理石の平板をつないだような不自然な土間勾配がついています。剥いでみてわかった事ですが、この下には岩があったため、前回のリフォームでは岩を撤去せずそのままで土間勾配をつけて簡易的に工事していたようです。

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ガレージ奥に土留めブロックを設置し、幅や奥行きのサイズを最適に整えました。また、地面の下に隠れていた岩を丁寧に取り除いたことで、水はけを良くするための適切な傾斜(勾配)もしっかり確保。見えない基礎部分こそ一切妥協せず、長く安心して使っていただける土台を築きました。

家側から見たガレージ。カーポート屋根はLIXIL ネスカFワイド・熱線ポリカ屋根のMAXサイズです。広く開放的な空間がGood!雨が降っても玄関から濡れることなく車に乗り降りできます。

ガレージの床面には、アクセントとして黒のピンコロ石(天然石)でラインを施しました。これは駐車時の目安となるガイドラインと、コンクリートのひび割れを防ぐ目地の役割を兼ね備えています。無駄を削ぎ落とした、機能美あふれるシンプル・イズ・ベストな仕上げです。

ガレージの入口部分には御影石を敷き詰め、高級感のある仕上がりに。

カーポート屋根と電動シャッタ―ゲートをつなぐ部分にも一工夫。雨が間から入らないようにヒサシを設置しました。

排水関係も新たに会所を移動させて再設置。雨水排水をコントロールしています。

必要な電源などもカーポートの支柱に同系色で収めました。こちらの処置についてはいろいろなエピソードがありました。


古くなり、錆びついていた電気引き込みポールのBOXも交換。当時のモデルは廃版でした。が、パナソニックさんに頼んで新たに製作してもらいました。寸法的にもバッチリきまりピカピカになりました。これで大規模なエクステリアリノベーションは完成しました。
担当プランナー:松岡 博孝
カルテット(4重奏)エクステリアリノベーションと作品名を付けさせて頂きました。
「機能性、デザイン性、当たり前を当たり前に、バランス」の4つが必要不可欠なエクステリアリノベーションでした。本文には書いておりませんが、まだまだ書ききれなかった部分も多かったです。
インターホン、門灯、引き込みポールのボックスの交換で電気屋さんに来てもらいました。『松岡さん、インターホンの線が切れてますよ』『な・なにぃ~??』そんなことはありません。インターホンの線は交換できない状態でしたので土間コンクリートをやる前に2回通電確認を私自身がしていました。もう土間コンクリートは終わっています。『どうしよう・・』電気屋さんと2時間現場で悩んだ挙句、その日の夜、お施主様に報告しに行きました。
『確認はしていたのですが・・外部配管収まりではダメでしょうか?』 今までの経緯から手抜き、ミス等はまずないでしょう。仕方ないですよ。と。お施主様にはご納得していただきました。ありがとうございました。
約20年の経験の私でも、又、現場で2回も確認していたのにこんな事になるんだ・・と自信がなくなりかけました。リフォームの怖さが良くわかりました。 『当たり前を当たり前に』が出来てない事も想定しなければいけないと改めて痛感しました。
又、私が現場にいない時、来られる度に職人さん達に差し入れを頂きまして、ありがとうございました。このお家でゆっくりと過ごされる事を願っております。
K様、ありがとうございました。今後も末永きお付き合いの程、宜しくお願いいたします。
HIROTAKA MATSUOKA
