こんにちわ 東浦です。
先日 和風 坪庭 の提案をご依頼頂きました。
和庭 と言えば モミジ 、 松 などですが・・・
本日は 低木 ( 潅木 )類の紹介です。
まずは トクサ
トクサ科 の植物。茎の表面がザラザラとしていて硬く、 砥石 代わりに刃物を研ぐことが出来ることから「 砥草 」と呼ばれるようになりました。
生け花 ・ フラワーアレンジ などの素材として利用され、独特の直線と節は 幾何学的 な デザイン によく使われます。
茎を煮て乾燥させたものは 紙やすり として利用され、現在でも 漆器 や 木製品 の仕上げに利用されます。
ギボウシ
ギボウシ は漢字で 擬宝珠 と書き、 橋 や 神社 、 寺院 、 橋の欄干 などにある 飾り に ツボミ が似ていることから付けられた名前です。ちなみに 飾り の 擬宝珠 は ネギ の ツボミ に似ていることから名づけられたという説があります。 葱坊主 ・ 葱帽子 → 擬宝珠 ( ギボシ )という言葉の変化から ギボシ となったという説もあります。つまりネギ → 飾り の ギボシ → 植物 の ギボウシという変遷を経ているわけです。
ツワブキ
キク科 の 多年草 。比較的 日陰に強い ので、 庭園 の 下草 に使われます。
寒冷地では冬に地上部が枯れ、春にまた生えてきます。暖地では完全に常緑です。
沖縄 の 方言 では「 ちぃぱっぱ 」。 ツワブキ の名前の由来は「 艶葉蕗 ( ツヤバブキ )」、
つまり 艶のある葉っぱ の フキ という意味から転訛したといわれています。
ツワブキ は晩秋から冬に掛けて花が咲き、花が少なくなり、冬の訪れを感じる花です。
ヤツデ
5つか7つか9つに裂けた葉っぱを持つ 常緑 の木。
関東以西で 庭木 に使われることが多く、葉っぱは8つに分かれていません。。。 八つ というのは「 たくさん 」という意味かもしれませんが、八は 末広がり で 縁起 が良いことと ヤツデ が 人を招く イメージから、昔から「 千客万来 」の 縁起 のいい植物として 門 に飾ったり、植え込んだりする植物です。 葉っぱも 個性的 ですが、花も 目立つ花 で、 庭 に植えるととにかく 目立つ !
花が少ない時期に花を咲かせること、 日陰でも育つことから、 庭植え に重宝します。
様々な意味を持つ 植木 たちいかがでしょうか?
調べ出すとキリがありませんが (^_^;)
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