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フジ・エクステリア

日本の夏でも大丈夫!暑さに強い樹木

日本の夏はもはや熱帯。

特に都市部はヒートアイランド現象で、気温は危険レベルです。

日当たりの良い場所に植栽する時はこの暑さにも適応できる樹木を植え、

夏の庭を気楽に楽しみましょう!

 

しかし、暑さに強い樹木の多くは同時に寒さに弱いものが多くその配慮も必要です。

例えば、夏は日が当たるが、冬は日が当たらない場所は、植栽を避けた方がよいでしょう。

今回はおすすめの樹木3選をご紹介します。

 

 

おすすめ1 シマトネリコ


形態:モクセイ科・常緑性高木

花期:6月~7月

南国原産のため暑さに強く、寒さも-3°Cまで越冬でき、地植えで根付いてからは、日照り続きの時以外は水やり、肥料も不要

病害虫にも強く手間がかからない好条件の為、シンボルツリーとしても大人気の庭木です。

但し、シマトネリコは生長が早く大きく育つため、希望の大きさのまま保つためには定期的な剪定が必要です。

 

 

株立ちの樹形が美しく、繊細で爽やか。

 

風にそよぐ姿もきれいです。

 

 

きれいな黄緑色の薄く小さい葉が密生します。

 

シマトネリコの花

夏に白い花が咲きます。

 

シマトネリコの鉢植え

鉢植えでも育てることができます。大きくなりすぎないように剪定して樹形を保ちましょう。

 

 

剪定で切り落とした枝は切り花のグリーンとして飾るのも素敵です。

 

 

シマトネリコの剪定 春か秋が最適


シマトネリコは生長速度が早く、グングン大きく育つのが特徴です。1年間で約50cm~60cm程生長し、放っておくと葉が生い茂り、10m程にもなります。

小振りで繊細な葉がそよそよと風に揺れる様が魅力的なので、年1回(3月や10月の気温が穏やかな季節が最適)は剪定をして理想の樹形を保つ必要があります。

 

●切り口から病原菌が入らないように清潔なハサミやノコギリで行う

●生長の見込みのない古く太い枝は切る

●メインの幹から生える枝を根元から切る

●高さを揃えて切る

●不要枝(下向きや内向き)を切る

●風通しが良いように不要な枝を間引く

●扇形や楕円型を意識して切り揃える

 

※注意
一度にたくさんの枝葉を切ると樹木は弱ります。大がかりな剪定が必要な場合は数日に分けて徐々に剪定を進めましょう。

 

 

太めの枝を切った後は、切り口に癒合剤を塗布する


剪定で切った枝の切り口は傷口と同じ状態です。癒合剤を塗って保護するとよいでしょう。

理由は、腐朽菌などの病原菌の感染を防ぐためと、乾燥防止、切り口の巻き込み組織の形成促進のためです。
ホームセンターやネット通販で樹に合ったものを購入できます。

 

 

おすすめ2 サルスベリ


形態:落葉高木
花期:7~10月
花色:ピンク・赤・白・紫

暑さに強く、夏の花の代表的な庭木。北海道などの寒冷地には不向きです。
うどんこ病にかかりやすいので、水はけ・風通しの良い場所で育て、湿気がこもらないように剪定してすっきりした枝ぶりを維持しましょう。

 

サルスベリ 暑さに強い樹木 夏の花

ピンクの繊細なフリルがかわいい

 

サルスベリ 暑さに強い樹木 夏の花

樹の幹はツルツリスベスベで、触り心地も良いです。

 

サルスベリ 夏祭り 暑さに強い樹木 夏の花

サルスベリ・夏祭り
大きくなりにくい品種で、狭い場所におすすめです。

 

 

おすすめ3 常緑ヤマボウシ


形態:ミズキ科・常緑性高木
花期:6~8月
結実期:10~11月

南国原産のため暑さに強く、一面に白い花が咲く姿が本当に美しい樹木。秋には実を収穫して食べることもでき、一年を通して楽しむことができる人気の庭木です。但し耐寒性は-5°c位までなので、東北、北海道などの寒冷地には向きません。

 

常緑ヤマボウシ

 

常緑ヤマボウシ

 

常緑ヤマボウシ

 

常緑ヤマボウシの実

実はほんのり甘く、生でも食べることができます。凍らせてシャーベットのようにしたりジャムにしていただくのも人気です。

 

 

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