植栽の陰影記事の一覧です
『エッジの効いた四角形がモチーフ』『常識にとらわれないエクステリア』
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阪神間の人気のある住宅地で シンプルモダン な アーバン・エクステリア が完成しました。
お施主様と何度も打ち合わせを重ね、こだわりにこだわった エクステリア・ファサード です。(手前味噌ですが・・力作?です)
専用通路と私道の角地でホワイトを基調とした邸宅です。大手ハウスメーカー様で建てられ、弊社ホームページを御覧頂き、 外構工事 のご依頼を頂きました。
ブロックでウォールを3か所造りました。手前右端のウォールは1段凹ませ、表札、ポスト、インターホンを付けて 門柱仕様 です(表札は加工しています)。中央奥のウォールは タイルを斜め に貼っていますが、通常は斜めには貼りません。 常識にとらわれずオリジナリティを優先させた、タイル屋さん泣かせの貼り方です。ニッタイ工業 フェアフェース というタイルで 濃淡2色使い にし、奥行感を出しました。
ウォールの前には植栽スペースを。自然なイメージのナチュラル感 が欲しかったので御影石を2色使いで高さをそろえず 隙間 を開けています。 ナチュラル植えマス です。
乱杭石 の隙間から顔を出している植栽達が可愛らしく思えます。赤、緑、黄の3色の低木を混植していますので、時期が来れば 華やかになります。
こちらは玄関側から。玄関ポーチに立っても 目隠し効果 があり、計算通りのファサードになりました。
立水栓 は ユニソン フィーノ 、水受けは ライアンポット です。ステンレスの光沢がシンプル&おしゃれですね。立ったままで手洗い出来る高さが売りです。
3か所ウォールの横にはアルミ角材を列柱しました。敷地の角部なので高さを低い奴から50mmずつ高くしていき一番高い柱が一番低いウォールの高さになる様に合わせて、圧迫感が出ない様にしました。列柱した柱の内側にはメインツリーの 常緑シマトネリコ H2.5mを植えました。家のカラーがホワイト系なので 植栽のグリーンがまぶしい位 によく映えます。
ウォール前の植栽スペースには ZERO社 の オリジナルガラスライト『一条の光』 を2本入れています。高さは60cmと80cmにし、ウォールの高さとは逆にしています。
建物裏側には立水栓を入れ、高い位置で手洗いができる様、水受けも高く作りました。
ガレージ土間から続くアプローチはウォールに負けないよう、久保田セメントのストーンパークを2色使いで派手目に仕上げました。グリッドパターンが素敵です。
ここからは ライティング です。まずは全景を。
シマトネリコ のアッパーライトが外壁、ウォールに 植栽の陰影 を映し出します。
ウォール前の植えマスに入れた 一条の光のガラスライト が 幻想的な光 を演出します。
ウォールに映し出される低木の 陰影・・作られた影でなく自然の葉っぱが作り出す 自然の影・・植栽達の成長に伴い変化していく事でしょう。
門柱のライトは ZERO社 の LEDテープライト です。
近隣のなかでも際立つ エクステリア の堂々完成です!!
弊社担当プランナー:松岡 博孝
【プランナーコメント】
R様は弊社ホームページをご覧頂きご注文頂きました。打ち合わせを重ね、最終的にはこの様な形におさまりました。家がキューブ&キューブなので基本的に四角形をモチーフに全体像を構成しました。カラーセレクトにも気を遣い、極めつけにタイルの貼り方を大胆に変えてデザイン性・オリジナル性を演出し、ライティングをする事で個性的なエクステリアが完成しました。これ以上こだわり、凝ってしまうと家より外構が勝ってしまう・・ギリギリラインでのプランでした。
完成して・・奥様から言われました。
『友達、知り合い等から絶賛されましたょ。うれしいです!!』
ありがたいお言葉です。頑張った甲斐がありました。この様なお言葉を頂けた事が一番うれしいです。
エクステリアの構成要素は多々ありますが・・法令順守、コストパフォーマンス、実用性、デザイン性、合理性、家族構成、安全性、地域の美観性etc・・・私的にはバランスを最も重要視しています。家と外構のバランス、近隣とのバランス、ご家族の生活スタイルとのバランス、カラーセレクトバランス、素材のバランス・・家より主張しすぎず、且つデザイン性がある・・家の価値を高める・・そんなエクステリアを日々目指しています。
R様、工事中、職人さん達に毎日欠かさずお茶を出して頂き有難うございました。西陽がきついときの冷たいジュース・・最高でした。あれで皆頑張れました。
『エッジの効いた四角形がモチーフ。常識にとらわれないエクステリア』
忘れられない作品になりました。
色々と有難うございました。
これからも末長きお付き合いの程よろしくお願い致します。
HIROTAKA MATSUOKA