設計部の愛です。
今回は傾斜路(スロープ)についてのお話です。
昨今の高齢化社会に伴い、アプローチ部分に階段だけではなくスロープをご希望されるお客様が増えています。
しかし、道路との高低差や車庫スペースの取り方など現場の状況により、
車椅子での走行を考えると、スロープにするには角度が付き過ぎて無理があるという場合もあります。
では、具体的には車椅子や松葉杖の場合、どの位の勾配でどの様な状態になるか示した図があります。
自走する場合、最も快適なスロープは、勾配5%といわれ、
やむをえない場合でも8%以下が望ましいとされています。
12%を超えると、歩きにくく手すりが必要になり、健常者の方の介助が必要です。
公共交通機関や施設、道路や公園等では平成18年に施行された「バリアフリー新法」により、
高齢者、障害者の方が自立し、安全に利用出来るような整備の促進がすすめられています。
とは言え、我が家に歩きやすいスロープはつくのか?なかなか想像しづらいと思います。
バリアフリーリフォームは、介護保険の住宅改修助成制度を利用できる場合があります。
また、自治体によっては助成制度を設けているところもあります。
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