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フジ・エクステリア

桜について

今回は、4月シーズンの桜についてお話します^^

 

今年は、関東から西で暖冬傾向だったため、休眠打破は鈍く、花芽の成長はやや遅れ気味。2月の気温は、関東より西の地域で低めとなり、3月は北海道をのぞいて低めとなりました。

 

このため、東海から西では、暖冬による成長の遅れと、2月・3月の低温の影響で平年より遅い所が多くなりました。特に九州は暖冬の影響が大きいため福岡を除いて大幅に遅くなっています。

 

なぜ暖冬だと咲くのが遅れるのか。少し気になりませんか?

 

実は、桜の木は、前の年の夏、つまり桜が散ってから三ヶ月後くらいにもう次の花のもととなる花芽を作ります。

 

 

でも、この花芽はいったん眠ってしまいます。そして、気温が低い状態がしばらく続くと目をさましはじめ、春が来てどんどん気温があがっていくといっせいに咲く仕組みになっています。

 

つまり、桜が咲くには冬の寒さと、春の暖かさの両方が必要になってきます。

 

 

チューリップイチゴなども桜と同じように、夏を過ぎた時に花芽を作って眠り、暖かくなると花が咲きます^^

 

また、温度だけではなく、太陽の光があたる時間の長さを感じて花を咲かせる植物も多く存在します。

 

植物は、自然を体全体で感じながら生きているのです。