こんにちは、DAWAです。
田舎育ちなので、小さいときにはよく四葉のクローバーを探しに行ったり、
シロツメクサやタンポポで花冠を作ったり
オオイヌノフグリを摘んでとにかく集めていたり
ねこじゃらしをにぎにぎして毛虫のように動かしたり
ぺんぺん草を鳴らして遊んだり。
小学校のときの理科の先生がよく皆を外に連れてヨモギを集めて
ヨモギもちを作ったり、家庭科の授業で春の七草を摘んで七草がゆを作ることも
ありました。
とにかく野草にお世話になった幼少期です。
そんな小さな私にとって、ひとつ怖い木がありました。とても大きな葉っぱが生えていて、
名前が分からなかったのでおばけ葉っぱと呼んでいました。
小さな私にとっては何だか大きな葉っぱが巨人の手のように恐ろしく思えて仕方なかったのです。
その木は小学校の通学路の途中にあって、学校へ行くときにはどうしてもそばを通らなければ
ならなかったのですが、友達に「あの葉っぱこわいよね」と言うと、「ぜんぜんこわくないやろ」
と言われ、さらにそのあと友達がそのおばけ葉っぱを持って追いかけてきたので
全力で逃げた記憶があります。
ここのところは小学校の通学路を通っていませんが、今でもよくその木の形を覚えています。
たくましく大きい、シュロの木です。
今はもちろん、怖いな、なんて思いません。リゾートな雰囲気を演出してくれる素敵な植物です。
お庭の職にも無事就けましたので、もしかしたらこの先でお世話になるかもしれません。
通学路のシュロの木は元気でしょうか。今度様子を見に行ってみようと思います。