宿根草とは、一度種子をまいて株となったものが越冬し、翌年開花、結実しても枯れずに生育し、毎年開花、結実を繰り返す草花類です。
宿根草も常緑性と落葉性に分けられていて、アジュガやアガパンサスのように冬季に葉をつけたまま越冬するものが常緑性。
シランやギボウシのように冬は地上部の葉を枯らし、地中の根株のみ越冬するものが落葉性です。
宿根草(常緑性)
アジュガ
アガパンサス
宿根草(落葉性)
シラン
ギボウシ
1・2年草とは、種子をまいて生長・開花、結実という生活サイクルを、その年のうちにあるいは越冬して翌年には終えて枯死し、植物としての一生を終える草花類です。
花期が終わると種子を実らせて、枯死するため季節物として扱われていて
春のプリムラ、夏から秋に咲くサルビア、秋から春までのパンジーなどがよく知られています。
パンジー
宿根草ばかりが集まると、季節によって草花が少なく寂しい庭になってしまいますが
1・2年草のように季節ごとに植え替えが必要となる草花類と一緒に植えることで
一年中花を咲かせる事もでき、季節の変化が感じられる庭となります。