大阪地区で人気のある閑静な住宅街の角地にエレガントで素敵なエクステリアが完成しました。是非ご覧ください。
敷地面積 約150坪の角地です。外周は LIXIL ABフェンスでしっかり目隠してプライバシーを守ります。一部土留めが必要で 太陽エコブロックス CP型枠化粧ブロックを積みました。
3世帯住宅なので水道メーターは2ヶ所ありますが、いたずら防止の為アルミとフェンスを加工して、鍵付きの可動式のカバーを作りました。これで安心です。
門まわりの壁には、シックなグレーのタイル ノルディックストーン を使用。重厚感のある邸宅の雰囲気に合わせてエレガントに仕上げました。
宅内のフェンスは INOSブランド モダン塀 。ステンカラーの光沢が優しく圧迫感がなく、且つ目隠しでありながら通風も確保した優秀なフェンスです。フェンス下の隙間は専用隙間カバーで塞ぎ、視線やホコリ等を防ぎます。
門廻りの全景です。敷地が広く門扉から玄関まで距離があるので、LIXILプラスGでエントランスルーフを造りました。高さは3.5mあり、屋根の4方向に柱を増設して補強しています。
フロントの梁下には 幾何学模様のモチーフ(ZEROオリジナル 欄間AL)を3連にして入れました。
屋根の天井材は、シャイングレーとブラックのオリジナルゼブラ張りでモダンなイメージに。
構造上、通常は横ラインのゼブラになるのですが、私的には妥協できませんでした。ゼブラの奥行方向ラインと道路面の柱の縦ラインを連続性のある直線に魅せる事で、立体的な奥行きが生まれます。下から見上げても正面から見ても違和感なく、一体感のあるファサード になりました。
門柱は外周と同じタイルを貼り連動性を。ポスト、インターホンを各2台取付け、表札部分にはグリーンのモザイクタイルでアクセントを。(表札は画像加工で消しています)
門扉 は 三協アルミ ジオグランデ電気錠仕様。シークレットスイッチ、ワンプッシュ解錠、オートクローザーも付け、フル装備です。
門扉を開けるとダークグリーンの壁 エバーアートボードが現れます。EXALIVEのガラスポールライト 一条の光 と、ボードに取付けたオリジナル強化ガラス GP500 が競演し、素敵なフォーカルポイントになりました。
シャッターゲートを開けると広大なカースペースが登場します。LIXIL ネスカF MAXサイズ縦2連棟で、大型車4台が余裕を持って駐車できます。側面パネルも取付け、隙間からの雨やホコリ等を防ぎます。
柱は計8本で、人感センサ4台、LED照明8台、操作ユニット、切り替えスイッチ、防水コンセント等、フル装備仕様にしました。
大型ガレージの奥には、 バイク専用ガレージ LIXILスタイルコート。
入口は電動シャッターで側面は折れ戸パネルで全開します。室内ライト、上げ下げ窓、採光パネル、天井パネル、換気扇、コンセント増設、床はグランドコンクリートで色柄を付け フル装備仕様です。男の憧れですね。。。
奥玄関入口のセカンドアプローチです。将来的にはガーデンルームを追加予定。階段は広めのL型にし、階段先を少し延長しテープライトを仕込みました。
広く大きなテラス。床は四国化成 ラクランのグレー+ホワイトで、動きのあるシャープなデザインに仕上げました。
玄関を開けたら爽やかなレモンが・・・いい香りです。
ガレージ横のスペースに『 Memories 』 を造りました。
ブロックで土留めをしてホワイト系砂利を敷き詰め、先代が建てたお家に使われていた一部を飾りました。
屋根瓦(当時は高価な特注品だったと思われます。)や、お庭で大事にされていた置物(縁起物のカエル、亀、水鉢、竹垣、飛び石、砂利石、ライト等)を建物解体の時に残し、新しい外構にも取り入れました。世代、時代が変わっても敬う気持ちはいつの時代も忘れたくありません。
『お父様、ご先祖様を敬い続ける』という想いを込めて・・『 想い・感謝・継承・繁栄 memories 』を造りました。
次回はNIGHTバージョンをアップします。必見です!
担当プランナー:松岡 博孝
■プランナーコメント
T様は弊社ホームページをご覧になりご連絡頂きました。初めてお会いさせて頂いたのは解体する前のお家で、昨日のことの様に鮮明に覚えています。本音で現プランに不満を持っておられる事がよくわかり、「素敵でかっこいい外構にしたいんです。お願いします。」というご意見を聞き、気合いが入りました。
2回目のお打ち合わせ時のお話です。T様はハウスメーカーとの打ち合わせが長引いて少し遅れて帰ってこられました。「基本、外構はフジ・エクステリアさんにお願いしますとハウスメーカーに言いました」とT様。。。「ちょっと待ってください。今日で2回目ですよ。大丈夫ですか?」と私は反射的に言いましたが、大丈夫ですの一言でそれ以上は何も言えませんでした。
プランニングで私がこだわったのは、家とのバランス、お施主様構想イメージの読解力、カラーセレクト、合理性・・です。打ち合わせを続けていくなかで『想い・感謝・継承・繁栄 memories』というキーワードが必然的な要素であると思い始めました。そのキーワードをどうプランに盛り込んでいけるのか?をご説明させて頂き、ご賛同頂きました。
プランニングに正解など存在しません。お施主様の感性、やりたい事が正解であり私達はそのお手伝いをすることが仕事と考えています。
本文には記載していませんが『門扉の奥の壁面&ガラスパネル』も特別な意味があります。壁面の緑色は『癒し、平和、調和、安らぎ』の意味を持つ色であり、まさにT様邸には欠かせない色だと思いました。
ガラスパネルの渦が混ざり合うデザインには、『3家族+ご親族様一同の渦が溶け合うように模様を形成し、継続的な繁栄を』という深い意味を込めています。
工事が始まってからは外部的要因で2件程問題が発生しましたが、都度対応させて頂き、終始受け止めて頂いて有難うございました。
『なにがなんでも格好良く、エレガントに』を職方全員で共有して皆、頑張りました。途中計画の変更もありましたが、無事完成して良かったです。各職人さんみんなが頑張ってくれた賜物です。結果、私の外構営業経験上、キャリアハイと言えるお仕事になりました。
作品名は『 E・M・R・I・P エクステリア 』です。その意味は…
『E』EVER いつも
『M』 MEMORY 記憶
『R』 RESPECT 敬う
『I』INHERITANCE 継承
『P』PROSPERITY 繁栄
各単語の頭文字で創った造語です。(私が勝手に作りました)
この素敵でエレガントなお城&エクステリアでご家族ご親族皆々様、 楽しく元気に、居心地よく幸せな生活をおくられる事を切に願っております。
これからも末長くお付き合いの程よろしくお願いいたします。
何か有事の時はご連絡頂けたら、飛んでいきますので・・
T様、お姉様、Y様・・本当に色々と有難うございました。
忘れられない現場になりました。
ー追記ー
携わった職方を代表して。色々と 有難うございました。
HIROTAKA MATSUOKA