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フジ・エクステリア

第12話「アプローチ計画」

設計部の愛です。

今回は、アプローチ計画のお話です。

 

まず、アプローチとは・・道路から玄関までの通路の事をいいます。

従来は主庭、中庭、裏庭とともに「前庭」と呼ばれていた部分です。

しかし今日、敷地の狭小化が進む都市部ではアプローチの確保すら難しく、

車が生活必需品となり、駐車スペース確保の為に

アプローチを駐車スペースと兼用する場合も多々あります。

しかし、アプローチは居住者にとって社会との緩衝地帯です。

家は外出先から帰宅しての気分転換の場であり、アプローチを歩くのはほっとするひと時です。

一方、初めて訪問する者にとって、アプローチはインターホンでの挨拶を済ませたとはいえ、

顔合わせ前の心の準備をするスペースです。

ある程度の距離と景観を添えると心地よいアプローチとなります。

 

さて、アプローチに関する具体的な寸法をみていきます。

図の通り、アプローチ舗装面の必要な寸法は状況によって異なります。

アプローチ必要寸法

こうした全てを満足するアプローチの理想的な舗装面の有効幅は1200mmといわれています。

また、傘をさして歩行するのに必要な幅は1300mmです。

この範囲より内側に植栽の枝が入らないようにします。

又、道路との高低差がある場合は階段が必要になってきます。

階段寸法については、「踏面300mm、蹴上15.5cm

この寸法を離れるほど、歩きにくくなる事が立証されています。

 

次に素材について・・

歩きやすさの一方、玄関前の前庭的空間でもあるアプローチは、

舗装面にも美的要素が要求されます。また、家族全員が毎日幾度となく歩くので、

耐久性や汚れにくい素材、掃除のしやすい素材で、滑りにくい、つまづきにくい等

安全性も考慮した素材選びが出来ればベストだと思います。

又、わずかでも緑を植えたいです。

手入れが大変・・・虫が嫌・・・よくわかります。でも!というお話を次回にしたいと思います。