好評お庭とエクステリアのアドバイスフェア実施中

フジ・エクステリア

第15話「アプローチ計画」

設計部の愛です。

今回は、アプローチ計画のお話です。

 

まず、アプローチとは・・道路から玄関までの通路の事をいいます。

従来は主庭、中庭、裏庭とともに「前庭」と呼ばれていた部分です。

しかし今日、敷地の狭小化が進む都市部ではアプローチの確保すら難しく、

車が生活必需品となり、駐車スペース確保の為に

アプローチを駐車スペースと兼用する場合も多々あります。

しかし、アプローチは居住者にとって社会との緩衝地帯です。

家は外出先から帰宅しての気分転換の場であり、アプローチを歩くのはほっとするひと時です。

一方、初めて訪問する者にとって、アプローチはインターホンでの挨拶を済ませたとはいえ、

顔合わせ前の心の準備をするスペースです。

ある程度の距離と景観を添えると心地よいアプローチとなります。

 

さて、アプローチに関する具体的な寸法をみていきます。

図の通り、アプローチ舗装面の必要な寸法は状況によって異なります。

アプローチ必要寸法

こうした全てを満足するアプローチの理想的な舗装面の有効幅は1200mmといわれています。

また、傘をさして歩行するのに必要な幅は1300mmです。

この範囲より内側に植栽の枝が入らないようにします。

又、道路との高低差がある場合は階段が必要になってきます。

階段寸法については、「踏面300mm、蹴上15.5cm」

この寸法を離れるほど、歩きにくくなる事が立証されています。

 

次に素材について・・

歩きやすさの一方、玄関前の前庭的空間でもあるアプローチは、

舗装面にも美的要素が要求されます。また、家族全員が毎日幾度となく歩くので、

耐久性や汚れにくい素材、掃除のしやすい素材で、滑りにくい、つまづきにくい等

安全性も考慮した素材選びが出来ればベストだと思います。

又、わずかでも緑を植えたいです。

手入れが大変・・・虫が嫌・・・よくわかります。でも!というお話を次回にしたいと思います。